Google Maps API も世界測地系に
先日、日本のGoogleローカルが日本測地系から世界測地系になりましたが、Googleグループの公式なアナウンス『APIにおける世界測地系』によると、2005年12月1日より、Google Maps API も世界測地系に移行するようです。
12月1日までは、両方のバージョンを使うことができますが(※)、12月1日以降は、現在の日本測地系は廃止になるため、現在登録してある座標から数百メートルずれてしまう為、再度登録しなおす必要があります。
なお、本来の東京測地系から世界測地系への移行はちょっと面倒ですが、もし以前の Google Maps API が出力していた座標を使っている場合(KsGMapの場合はデバッグモードの値)は、単純に
世界測地系の経度 = 東京測地系の経度 - 0.0032027777777777775;
世界測地系の緯度 = 東京測地系の緯度 + 0.0032361111111111110;
で変換することができます(実際は桁を絞っても問題ないですが)。
この計算式は一部地域で間違っていました。
オフィシャルサイトに変換ツールを用意しましたので、それをご利用下さい。
※ APIキーを書く部分の後ろに &datum=wgs84 を付加することで世界測地系にすることができます(12月1日以降は同パラメータは無効)。
11月10日追加:式が間違っていたのを修正しました。