日本−ニューオリンズ比較マップ(2)

昨日公開した「日本−ニュー・オリンズ比較マップ」に浸水エリアを示すポリラインを追加しました。
実際に日本と比較すると軽く山の手線内は超え、ほぼ東京23区くらいに及んでいるようです。


実はポリラインを描くのに路線検索の作成用機能(非公開)を使ったのですが、その時に思いついたのが、災害後の支援や帰宅難民の為の道路マップ。
今回のカトリーナでは救助・支援の遅れが大きく批判されていますが、日本でも地震が起きた場合は道路が寸断され、救助や支援が困難になることは過去の事例からも明らかなわけです。
そこで、道路マップから通行不能な道をカットし、最短経路検索を行い道順を表示すればボランティアの方や現地にいち早く駆けつけたい人の手助けになるのではないかと思います。

問題は二つ。第一に通行不能な道をどのように知るか。信頼性のことを無視すれば現地の人や先に辿り着いた人が情報をアップするなどかな。
第二に道路マップをどうするか。災害発生後でも国道や県道、高速道路あたりなら人海作戦でうまく行くような気がします。


とりあえず、最短経路検索のアルゴリズムは頑張って向上させます。


関連リンク

はてな義援金窓口
ここギコ! 災害と位置情報、GIS